2024/07/27
なぜ ずっと技術者であるのか
先日 家でこんな会話があった。
「39と28だって!すごいよなぁ」
「ほんと、暑いよね。体温越えじゃん今日も。」
「違うよ、ジェシーと綾瀬はるか だよ」
「えっ、そっちぃ!?」
主語は大事ですね。
さて、10年ほど前でしょうか。
突然サロンに 会ったこともない人から 電話があった。
「なんで ずっと自分が接客して、人に任せないんです?人にやらせたほうが楽でしょ」
接客中で、唐突でしたし、
面識もない人(所属していた協会の人に 紹介されたといっていたが)
に お話しする必要ないなと思い
早々に切り上げ、接客に戻ったと思う。
世の中には いろいろな考えがあると思うが、
「現場でなければ わからないことがあるから」
というのが その人の質問に 一番近い返事かと思う。
確かに、現場のスタッフから 報告を受ければ いいのかもしれないが、
その事象が、問題と思うか、スルーしてしまうかは
その人の 意識レベルで変わるので
自分が直接 接客しなければ 見えてこないものがある 思っている。
職歴が長くなるほど 教科書に載っていない事柄がある。
当然 答えがないので、模索する。
答えが見つかったときは それは嬉しい。
もちろん、未だ見つからないこともある。
人は、動物、動くモノである。
だから、使わなければ退化する。
体にしても、知恵も、工夫の癖や 手先の器用さ なんかも。
それを、苦労と思うか、ずっと使える体を目指すかは
本人次第、生き方の問題だと思っている。
おそらく、質問してきた当時の彼は、
いかに楽して儲けるか が 根本にあるのであろう。
せっかく生まれ落ちた 与えられた環境とこの体を
どう使いたいかは、本人の自由 である。
昨日より よりよい技術を。ラブオアシスです。(*^^)v